会えない今こそ喜ばれるお中元選び

昨年の春より人と会うことが難しい世の中になり、こんな時こそ時候の挨拶や時宜にあった贈り物の意味が見直されています。都会から田舎の実家にさえ帰るのがはばかられる中、実家の両親の様子を尋ねたり、気軽に会えない友人にサプライズを贈るのも、格好の楽しみになります。夏のお中元、冬のお歳暮はかつては企業社会の商習慣ととらえられて、虚礼廃止の掛け声ですたれ郁昭和の名残とさえ見られていましたが、本来の意味合いはお世話になった人に日頃の感謝を伝える年賀状や暑中見舞いのような温かい慣習です。くしくも郵便局は電子メールの普及にあらがえず、かもめーるの廃止を決めましたが、感謝を伝える手紙や文章ではなく、贈答品は実際に手元に届ける必要があります。

ネットショッピングの普及やふるさと納税などのおかげで、地域の特産品などが手軽に入手できるので、行ってみたかった場所、旅行したい場所の特産品をお中元にして、いつか行きたいと伝えるのも心が伝わります。地域の応援ももちろんですが、飲食店も時間短縮など、感染拡大防止と経営の板挟みで頑張っている中、持ち帰りや発想への参入をしたお店も少なくありません。行きたいお店、一緒に行ってみたいお店の商品をお中元に送ることで、自分と相手だけでなく、飲食店の助けにもなります。旅行や外食さえむずかしい今だからこそ、普段なら食べ物の贈り物は不在配達が心配ですが、在宅の可能性が高くておすすめです。

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